墨出し工事

墨出し工事(建築測量)とは、建物を図面通りに建てるための「道しるべ」のような仕事です。
設計図に従い、実際の現場に“実寸の線や基準“を出していきます。

各種工事補助

墨出し工事で早く作業が終わる場合や、待機時間がある場合は元請けから依頼があれば各種工事の補助を致します。

墨出し作業の流れ

1⃣遣り方(やりかた)

敷地境界測定(状況により測量図面作成)
建物位置出し(地縄張り、BM(基準となる高さ)、基準点の設定)
通り芯位置出し及び逃げ設置

2⃣杭芯・山留位置出し

杭の位置出し、場合により杭打設の相番(正確な位置に打てるように打設中の確認)
山留のある現場は山留位置出し

3⃣基礎墨出し

基準(通り芯)墨出し、構造体(柱、ベース、梁)の墨出し

4⃣基準墨出し

各階コンクリート打設後に通り芯の返り墨となる基準の墨出し

5⃣仕上げ墨出し

内装・仕上げ業者が工事を進めていく為の墨出し
1.基準レベル墨出し
2.内外部縦墨出し
3.階段仕上げ墨出し
4.部屋内の間仕切り墨出し

6⃣外構墨出し

境界復旧、境界線墨出し
外構工事用基準墨、躯体墨出し

その他墨出し工事

鉄骨建方計測、建物内外実測・出来形実測、PC用墨出し、他